花粉症

健康・生活情報館

花粉症の情報




  1 花粉症とは、
     どのようなアレルギーなの・・・?


  花粉症は様々な風媒型花粉を抗原とするIgE依
  存性I型アレルギー反応に基づく疾患で、主な
  症状としては水様性鼻水、くしゃみ、鼻と目の
  掻痒感、鼻粘膜の蒼白性腫脹と鼻閉などが上げ
  られます。

  原因となる花粉の発生時期に発症を繰り返すが、
  その時期が過ぎると症状は収まるのが一般的で
  ある。

  日本では、1961年にブタクサ花粉症、1964年
  にスギ花粉症患者が報告されてから、1980年
  代に入ってから急激に花粉症患者数が増加し
  ました(特にスギ花粉症)。

  花粉症が報告されてから約40数年経った現
  在、その患者数は日本国民の10~20%までに
  達し、まさに“日本の国民病”と呼ばれる存在
  に現在なっています。

  また、その患者数は、スギ花粉症だけで、15
  00万人以上、花粉症総人口は2000万人以上と
  もいわれ、毎年、増加傾向にありまして、今
  後も増加するものと思われます。

  そして、花粉症は一度発症すると毎年花粉の
  飛散する時期に繰り返し、自然治癒すること
  は難しいことなどから、今後、その患者数は、
  ますます増加する傾向にあります。



  2 日本人の花粉症の原因要素とは・・・?


  花粉症の原因となる花粉は、日本国内では約
  50種類以上、一説には約80種類もあると現在
  いわれています。

  花粉症の原因植物は大きく樹木と草花の二つ
  に分けられており、代表的植物はスギ、ヒノ
  キ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、シラカバ
  などですが、日本の花粉症患者の約80%は
  スギ花粉が原因のようです。

  花粉症は、主に原因となる花粉が飛散する時
  期に発病しますが、一つの種類だけでもその
  地域ごとの気候によりますから、地域によっ
  てその発症は、まちまちです。

  花粉症を予防するためには、まず原因となる
  植物を特定し、その原因となる植物の花粉が
  飛散する開花時期に合わせて対策する必要が
  あるといえるでしょう。

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  3 花粉症患者の増加原因の理由は・・・・?


  日本における花粉症患者の約8割がスギ花粉に
  よる花粉症患者ですが、その原因として、日本
  の太平洋戦争後の植林政策が大きく影響してい
  るようです。

  戦後復興政策のひとつとして、昭和30年代に拡
  大造林と呼ばれる林業政策が行われ、大平洋戦
  争で荒れた日本中の山にスギが植林されはじめ
  ました。

  国の奨励でスギの植林が盛んに行われたために
  人工林は急増し、この植林されたスギが、近年、
  成長して花粉を産生する樹齢に達し、昭和50年
  代ごろから一斉に花粉が飛散するようになった
  ことと、近年、日本の林業が安い輸入材木にお
  され、国内林の需要が急激に減少したことなど
  から林業が衰退し、このことにより、国内の植
  林地の管理がしきれていないことなどがあり、
  現在のスギ花粉大量飛散の状況をかもしだすこ
  ととなり、これらの要因が、スギ花粉症患者急
  増の大きな原因だといわれています。

  また、スギは植林後40年ほどで成木になり、花
  粉を飛散しはじめるため、1980年代ごろからス
  ギ花粉症患者が急激に発生したことから考えま
  しても、このことが大きな原因の一つというこ
  とが分かります。



  4 花粉症の遺伝との関係は・・・・・・・?


  花粉症は遺伝するのでしょうか・・・・・・?

  端的にいいますと、まことに残念ながらアレル
  ギー性の病気には遺伝が深く関わっているとい
  うのが、現実です・・・・

  つまり、花粉症も遺伝が少なからずその発症メ
  カニズムに大きく関わっているということがい
  えるのです。

  ひとつには、花粉症が遺伝するというよりは、
  アレルギー体質が遺伝することが花粉症を誘発
  する原因のひとつということが、現在の研究で
  わかっています。

  例えば、スギならスギに対して花粉症をもつ遺
  伝子が親から子へ遺伝するということです。

  これは食べ物の卵の場合もあれば、その他の食
  品など、ひとつひとつ、人によって違ってきま
  す。

  また、親から子に必ずしも100パーセント遺
  伝するとは限らず、部分的なアレルギー因子が
  遺伝したり、また遺伝したとしても、他のアレ
  ルギー反応を症する場合もありますし、全く発
  症しない場合もあり、そのメカニズムは大変複
  雑なのです。


  
5 花粉症対処法(鼻づまり)いろいろ・・


  花粉症の中でも、特につらいのが鼻づまり
  だと思います。

  ここでは、以下に、鼻づまり対処法一例を
  紹介したいと思います。

  これは、以前に、テレビで紹介されていた
  鼻づまり解消法ですが、簡単にここで紹介
  したいと思います。

  まず、鼻づまりの人は体温が低いことが分
  かっているため、鼻を温めることが、鼻づ
  まり対策には有効策なようです。

  そこで・・・・・・・・

  1:ぬらしたタオルを軽く絞り、電子レン
    ジで1分温める。

    42~43℃(体温より少し高め)がポイ
    ントです。

  2:タオルを鼻に当て、温めながら深呼吸
    します。

  3:タオルが冷めたら、繰り返し温めて、
    鼻が通るまで繰り返し同じことをする。


  実際に、鼻づまりの人が、これを行ったと
  ころ鼻づまりが解消された報告がありまし
  た。

  また、外出中には、ハンカチとカイロで鼻
  を温めると良いそうです(ただし、やけど
  には注意しましょう)。



  6 花粉症対処法(目のかゆみ)


  花粉症の目のかゆみは、かゆみだけでなく、
  涙が止まらなくなったりと、普通の生活を
  おくるのが困難なほど大変なものです。

  しかし、かゆいからといって、かいたり、
  こすったりすると余計悪化してしまいます
  ので、その対処には注意が必要でしょう。

  その原因のひとつとして、外出した際にま
  つげに多量の花粉が付着することで、その
  まつげに付着した花粉が大きな原因として
  花粉症を誘発するものと考えられます。

  花粉症の目のかゆみ対策としては、目薬、
  洗眼薬を使って目を洗浄することが一般的
  です。

  これらで目やその周辺をきれいにすること
  で、目のかゆみや、充血、涙目、眼病予防
  に役立つようです。

  また、目のかゆみや充血が激しいときには、
  冷やしたタオルをまぶたの上に数分間当て
  る事を繰り返す方法もなかなかおすすめで
  す。

  患部に冷たい刺激を与えることで、知覚神
  経の働きを一時的に鈍らせ、かゆみの症状
  を抑えることができます(これらはあくま
  で一時的な対処法で、根本的な解消法では
  ありません)。



  7 花粉の飛散時期


  花粉の飛散時期はその花粉によって様々で、
  たとえば、春の花粉症といえばスギ花粉症、
  夏にはイネ科の花粉症、秋にはブタクサ花
  粉症、冬にはハンノキ花粉症と、日本国内
  においては、ほぼ1年中何らかの花粉症の
  原因植物の花粉が飛散しています。

  また、日本は南北に細長く、地域によって
  花粉症の原因植物が違ってくるため、地域
  によっては、原因植物が生息していない地
  域もありますから、引越しなどで、以前ひ
  どかった花粉症が、まったく発症しなくな
  ったなんてこともあります(その逆もあり
  ますが・・・)。

  いずれにしても、花粉症かな、と思ったら、
  一度専門医の診断を受けて、もし花粉症の
  場合は、その原因となる花粉の特定が、花
  粉症対策を行う第一歩となるでしょう。


  8 花粉症の対策


  花粉症対策の最も有効な有効策は、“吸わな
  い・浴びない・持ち込まない”です。

  当たり前なことなのですが、アレルゲンで
  ある花粉との接触を避けることが最大の対
  策となります。

  外出時の注意点としては、花粉の飛散量が
  多い日は、なるべく外出を控えることが有
  効です。

  花粉は、晴れか曇りで気温が高く、湿度が
  低く、風が強い日が要注意ですが、現実問
  題として、そういう日に外出しないという
  ことは不可能ですから、そういう日に外出
  する際は、マスク、帽子、めがねカバーや
  ゴーグルなどで花粉の侵入を防ぐしかない
  ようですし、最近では、花粉が付着しにく
  いナイロン・ポリエステル製の衣類もあり
  ますので、そういったものもあわせて利用
  することが有効策の一つとなるでしょう。

  それと、もう一つ気をつけねばならないの
  は、帰宅時のことです。

  外から戻ってくると、当然、衣服などに花
  粉は付着していますので、そういった花粉
  を十分に外で払ってから室内に入る必要が
  あります。

  そして、帰宅後は洗顔、うがい、入浴(シ
  ャワーを浴びる)などをし、衣類もすぐ着
  替えるようにし、とにかく、浴びたものを
  落とすことを心がけましょう
  

  また、一度、室内に侵入した花粉は、長時
  間室内の空気中に浮遊し続け、いずれは,床
  面などに落ちるので、これを除去するため
  に、掃除をまめに行なうようにしましょう。

  最近では室内の浮遊している花粉を吸い取っ
  てくれる空気清浄機やエアコン、床面に付
  着した花粉を吸い取る掃除機なども発売さ
  れておりますので、こういったアイテムを
  利用するのも良いと思います。

  とにかく、原因物質に触れない、触れたら
  除去するこれが基本となるでしょう。
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