抜け毛

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抜け毛・脱毛の情報



   1 髪と発毛の仕組み


   人間の髪の毛は、肌の角質層が変化してでき
   たもので、その主な成分は蛋白質で約20種類
   のアミノ酸によってできています。

   髪の毛自体は、生きた細胞組織ではないため、
   一度ダメージを受けると、自己で簡単に修復
   することはできません。

   髪の毛の生成には、頭皮から栄養分を吸収し
   て行っていますが、必要な栄養分が不足した
   り、頭皮の血行が悪くなったりすると髪が正
   常に生えなくなり、抜け毛の原因になります。

   髪の毛は、毛幹(地肌から見えている部分)
   」と「毛根(頭皮に埋もれている部分)」の
   2つに分けられます。

   普段は表面に出ている毛幹部分を髪と呼んで
   いますが、実際の発毛は毛根の部分で行われ
   ています。

   毛根には毛球という部分があり、毛球にある
   毛母細胞が分裂・成長することで髪が生まれ
   ます。

   そのため、毛母細胞に十分な栄養が行き届か
   ないと発毛活動が阻害されることになります。


  2 フケと抜け毛


   フケは、髪の毛の分泌物の中で中性脂肪と、
   スクアレンというものがありこれから生成さ
   れます。

   スクアレンは、肝臓において生合成される油
   脂の一種です。

   スクアレンは、紫外線にあたると過酸化脂質
   に変わる性質をもっており、また、中性脂肪
   は、酸素によって脂肪酸に分解される性質を
   持っています。

   そして、この過酸化脂質と脂肪酸は、どちら
   も頭皮に悪影響を及ぼす物質で、これが頭皮
   にダメージを与えることで、抜け毛を促進し
   ます。

   つまりフケが多いということは抜け毛の原因
   となる分泌物が多いということですので、フ
   ケは抜け毛の予告ということができるのです。

   また、フケが多いと、それが毛穴につまり、
   そこで、細菌が繁殖して炎症を起こすと「粃
   糠性脱毛症」「脂漏性脱毛症」といったフケ
   が原因の脱毛症になってしまうことがあるの
   で注意が必要です。

   つまり、フケを予防することが、抜け毛の予
   防にもつながる場合があるので、頭皮を清潔
   に保ってフケを予防することが抜け毛を防ぐ
   ひとつの手段と言えます。


  3 抜け毛を起こす可能性のある
           シャンプー・リンスの種類


   髪の毛を清潔にするためにシャンプーがあり
   ますが、種類によっては、抜け毛の原因とな
   るものがあります。

   シャンプーには、合成系と天然素材系の、2
   種類があります。

   市販のシャンプーは、石油系の種類のものが
   多く、石油系の種類のシャンプーは、合成系
   の界面活性剤をベースにして製造されていま
   す。

   合成系の界面活性剤をベースにしたシャンプ
   ーは、浸透性が高いので、頭皮の毛包の奥ま
   で入りこんでしまうので、これにより毛根周
   辺の細胞にダメージを与える可能性があるの
   です。

   石油を原材料とする合成系の種類のシャンプ
   ーと比較して、天然素材系の種類のシャンプ
   ーは、こういった心配がないので、シャンプ
   ーを購入する際は、こういったものを選ぶほ
   うが無難といえます。

   また、シャンプー後に使用するリンスですが、
   抜け毛が気になる脂性の人には、油分の少な
   いリンスの使用がいいようです。

   また、油分の少ないリンスでも、リンスを地
   肌にたくさんつけすぎると、肌から出る脂と、
   リンスの油とが混ざって、フケを増やす原因
   になりますので気をつける必要があります。

  
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4 現代人の抜け毛、薄毛の状況


  今日、日本人男性の約3人に1人が抜け毛、薄
  毛などで悩んでいるのが現状のようです。

  その原因は、生活習慣の不規則さ、過度のスト
  レス、食生活の欧米化にともなう高カロリー化
  など、様々な要因が考えられます。

  遺伝的な要素ももちろん大きいですが、こうい
  った生活習慣が原因であったり、抜け毛、薄毛
  を促進する要因になることもあります。


  5 抜け毛と遺伝の関係


  抜け毛に遺伝がその原因として大きく関わって
  いることがあります。

  髪の毛の成長に欠かせない頭皮の毛母細胞の中
  には、「タイプ2型5αリダクターゼ」という酵
  素が存在しています。

  また、頭皮の皮脂腺の中には、「タイプ1型5α
  リダクターゼ」という酵素が存在しています。

  この「5αリダクターゼ」という酵素は、男性
  ホルモンの一種である「テストステロン」と
  結合し、「ジヒドロテストステロン」という
  ホルモンに変化します。

  この「ジヒドロテストステロン」というホル
  モンは、通常の男性ホルモンの5~10倍の強
  力さで、毛母細胞における髪の生成を妨げる
  と言われているのです。

  つまり、親からの遺伝が原因で、「5αリダ
  クターゼ」の量が先天的に多い人は、抜け
  毛になりやすい体質だということになって
  しまいます。

  遺伝が抜け毛の原因の一つだと言われてるの
  は、このためです。


  6 抜け毛の原因となるフケ


  フケは、頭皮の角質細胞がはげ落ちたもので
  す。

  頭皮からできたフケに、皮脂や汗からの分泌
  物が混ざると、細菌が繁殖しやすい環境をつ
  くり、頭皮が不潔になり、カビや細菌が繁殖
  し、それが頭皮の炎症や、吹き出物を起こし
  安くなります。

  これが、頭皮を痛め抜け毛の原因となるので
  す。


  7 喫煙と抜け毛


  喫煙も抜け毛を促す要因といえます。

  煙草を吸うと起こる血管収縮作用は、血流
  障害を起こし、血液の流れが悪い状態にな
  ります。

  また、煙草が燃える時に発生する一酸化炭
  素は、ヘモグロビンと結合して酸素の運搬
  を阻害し、酸素欠乏を起こすこともあり、
  これも髪の発育に悪影響を及ぼします。


  8 抜け毛の治療


  抜け毛の治療には、発毛剤の使用、発毛専
  門の医療機関に通い、専門の医師の指導の
  もと、治療を受ける、発毛サロンで治療を
  受けるなど、様々あります。


  9 発毛剤、育毛剤、養毛剤の違いとは?


  発毛剤は、毛母細胞に活性化を働きかけて
  新しい毛の発育を助ける効果があります。

  ですので、発毛剤は、新しく生えてくる髪
  を大切にしたい方向けです。
 
  育毛剤は、毛髪の成長を促進する効果があ
  り、養毛剤は、抜け毛の防止と保護に効果
  があります。

  ですから、場合に分けて、これらを使用す
  ることが必要となります。

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